09.18

シンガポールの街並みを彩るプラナカンのショップハウス
シンガポールのスタッフから1枚の写真がシェアされました。彼女の通勤路にあるカラフルな建物の写真です。
場所は、カトン地区というシンガポールのイーストエリアに位置する、プラナカン文化が今も残るシンガポールでは有名なエリアです。とても美味しいプラナカン料理を出すレストランが軒を連ね、伝統的なコーヒーショップもあります。
プラナカンとは、15世紀後半からこの地に根付いた中華系の移民の子孫のことです。彼らは現地の女性と結婚し、中国文化にマレー文化やヨーロッパ文化も取り入れ、独自のスタイルを生み出しました。プラナカンの生み出したユニークなスタイルがプラナカン文化と呼ばれています。
冒頭の写真はプラナカン文化の特徴的な建築物で、1階は店舗や事務所、2階は住居として使用され「ショップハウス」と呼ばれていました。1階も2階も住居の場合は「テラスハウス」と呼ばれていたようです。
そしてこのパステルカラーもプラナカン文化の特徴のひとつです。ヨーロッパのバロック調やゴシック調、インド、中国など東西の様々な様式を生活の中に取り入れ、衣服や小物、食器なども華やかな色遣いのモノを好んだようです。建物もその延長として様々な様式で様々な色遣いの建物が建てられ、色鮮やかな街並みが形成されたそうです。
歩くだけでも楽しい気分にさせてくれますね。
Propreでプラナカン様式のテラスハウスを探してみたところ、8件見つかりました。価格は2億円~3億円です。周辺及びシンガポールの市場価格と比較すると平均的な価格です。歴史的価値や文化的背景を考慮するとお買い得な物件かもしれませんね。
Singapore Scenery
Propre本社のスタッフがシンガポールの日常をお届けします。シンガポリアンの目を通して見たシンガポールの生活を感じてください。